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プロフィール

ローレライ何某

Author:ローレライ何某
ローレライ何某と申します。
究極のオナニーを求め、日々自慰に耽っています。
オナニーに関して一切妥協はしません。

プレイスタイルは環境利用オナニー法です。
身近にある道具から食物まで全て利用して
快楽(キワミ)へ辿り着くことがモットーです。

ぜひ自分のオナニー方法が世界中の
スタンダードスタイルになればと思っています。
そしていつかは独自のやり方を
「オナニカルメソッド」として発信できればと思っています。

日々のオナニーやエロスに纏わる
日記を綴っていきます。

2021年よりフランス書院様にて伏見京名義で
官能小説を執筆しております。

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オナニカルメソッド
スタイリッシュなオナニーの追究
お呼ばれオナニー【前篇】
男性は金縛りの最中でも勃起するのか、考えると夜も眠れない何某です。
ぜひ恋人がいる方は今晩実験してみてください。お便り待っています。

さて一般的に夜になると性欲は高まりますが、
その実、薄暗い空間ではメラトニンというホルモンが分泌されて
性欲が高まることが動物実験で証明されています。
今日はそんな常闇に引きずり込まれたことで
一人の友人を失った何某の幼き頃のおはなし。

何某がオナニーを覚えたて頃の話です。
何某にはひとりの親友がいました。
彼とは小学校から同門の進学塾に通い苦楽を共にしました。
進学した中学校は違いましたが友達づきあいは続き、月に一回は友人宅に泊まりって夜通し遊んだものです。
実のところ彼は地元では名の知れた会社の社長の息子でした。しかし彼はそれをちっとも鼻にかけることなく、
誰にでも平等に接するいい男でした。
また彼のご両親は口癖のように「友人関係は一生の財産。必ず大切にしなさい」と彼に諭してました。
人格者のご両親とその寵愛を一身に受けて育った息子、誰もが羨む理想の家族だったでしょう。
しかし何某はそんな彼の家庭に不和をもたらしてしまったのです。

 謙虚な彼ですが、戸建ての家構えは立派なものでした。洗練された家具や絵画はいやらしさを微塵も感じさせず
成金主義に堕ちないセンスの良さが表れていました。
また子供時分に目立ったのは流行りのゲーム機が一式揃えられていることでした。
泊まった日は彼と夜明けまでゲームに興じたものでした。
しかし正直なところ何某が友人宅に通う目的はそれ以外にありました。
 彼の居間のテレビには有料回線が引かれていたのです。
穢れを知らない親友は人気のアニメ番組を案内してくれたものでした。
しかし何某は知っていたのです。深夜になれば有料チャンネルのアダルト番組が観れることを。
今ほど動画サイトやアダルトDVDが身近でなかった時代において、アダルト番組をお茶の間で見れる彼の家は
何某にとってイギリス王室よりも価値ある豪邸でした。
そこに目をつけた何某のお泊りセットにはタオルや歯ブラシ以外に大量のVHSテープが含まれていました。
そうです、何某の最大の目的は一晩でありったけのアダルト番組をVHSに録画することだったのです。
まるでイチゴ狩りをするように夜明けまでVHSにアダルト番組を詰め込みました。
しかし収集は容易ではありませんでした。
友人宅の間取りは彼の部屋が2階、そして居間は1階かつ隣の部屋にご両親の寝室でした。
何某はゲームソフトを彼に遊ばせている傍ら、居間の隣で眠るご両親に怯えながら録画にあたる必要がありました。
当初はかつてないスリルに手の震えが止まりませんでしたが、
慣れというのは恐ろしいもので、要領を得た頃には流れ作業的に番組収集が出来るほどの腕前になっていました。
しかし事故が起きるのは慣れた頃。
親友の友人宅で何某はとんでもない失態を犯してしまったのです。

to be continued…



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アニマルオナニー
ースフィンクスのなぞなぞー
ギリシア神話の怪物スフィンクスはなぞなぞに答えられなかった人間を食い殺したと言う。
そんな有名ななぞなぞがこれである。
「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足。この生き物は何か?」
皆さま答えはお分かりだろうか。
何某ならスフィンクスに対して即答するだろう。
「朝はバック、昼は駅弁、夜は立ちながら壁に押しつけて片足持ち上げるやつ」と。

スフィンクスも赤面する回答が浮かんでしまいました。
こんにちはローレライ何某です。
常に斬新な体位で女性との逢瀬を楽しみたいものです。
何某も日頃から新しい体位の研究開発の為に、youtubeで動物の交尾動画を見ています。

さて、そんな動物の交尾を見ていると何某はたまに羨ましく思います。
野性的に本能のまま互いを求め合う。大自然の下、しがらみを何もかも捨てて行為に及ぶ。
精神が融け合うように重なることが互いの本質を知るよい方法なのかもしれません。
もちろん何某も一人の男として責任ある立場なので、そんな理性を捨てた野性的な行為に及ぶことはしません。
ただ信頼できる相手であればこんな何某の欲望に付き合ってくれるのではないか。
今日はそんな何某の妄想が暴走したときのお話。

動物的な交尾に憧れた何某は日々フラストレーションを溜めていました。
別に動物を性的対象としたいのではなく、自分が動物になりたいというのが本質的な問題でした。
試しに彼女とのデート中語尾に「ワン」と付けてみましたが、その欲望は満たされることはありませんでした。
(やはり行為中に動物になりきるしかないか…)

その夜、何某は彼女に自分の正直な想いを打ち明けました。
「○○ちゃんは、猫、犬、熊、兎ならどれが好き?」
何某の幼稚園児のような可愛い質問を彼女は微笑ましく思ったことでしょう。
「わたしはね、猫が好きかなー。連れない態度が可愛いよね」
朗らかに微笑む彼女に反して、何某の口角は上がり欲望の牙を唇から隠すことができませんでした。
「そうかー、○○ちゃんは猫が好きなんだ。じゃあ今から猫に成りきってみてよ!」
イチャイチャした雰囲気を残しつつも自然にことを進めます。欲望の歯車はゆっくりとしかし確実に回り続けます。
「えー、そんなの恥ずかしいニャン///」
彼女は恥じらいながら案外ノリ気でした。それでは何某もと四本足で彼女に近づき寄り添いました。
「もう、甘えん坊さんなんだから」
と彼女は何某の頭を小突きながら頭を撫でてきます。
(あっ、今おれ猫にだいぶ近づいたかも。)
何某は甘え上手な猫の生き様を実践形式で学びながら猫らしさを体得していきます。
さらに猫らしさを演出する為に仰向けになってお腹を出します。
恋は盲目とはよくいったものです。赤の他人であれば噴飯モノの何某の醜態を彼女は愛おしそうに撫でてきます。味をしめた何某は彼女にも要求します。
「ほら!○○ちゃんも猫なんだからゴロンするニャン!!!」
狂気に満ちた何某の表情は鬼気迫るものがあったでしょう。
しかし彼女はやれやれと当惑しながらも一緒に付き合ってくれました。
「ニャン、ニャン、わたしも一緒に寝るニャン」
一般的なカップルであればそのままイチャイチャまったりの雰囲気を謳歌することでしょう。
しかし身も心も猫にやつしてしまった何某には、もはや人語は通じませんでした。
「ニャニャン!ニャン!ニャニャーン!!」
何某は猫の挨拶がそうであるように、彼女のお尻の臭いを嗅ごうと顔を肛門に近づけていました。
「やっ!なにすんの!ちょっとやめてよっ!」
彼女は赤面しながら立ち上がって何某の顔を振りほどこうとします。
しかし何某は激怒します。
「猫は二足歩行せーへんやろッ!!!」
怒りのベクトルは明後日の方向に大暴投していますが、猫としては極自然のことでした。
彼女は怯えた瞳でこちらを見返しましたが堪忍したかのように四つん這いになりました。
何某は従順な彼女の首元にそっと顔を寄せました。彼女も微笑ましく思ったのか、
傷口を癒やすように優しく舌で愛撫してきます。
(うぇ、唾つけられちまった。。)
彼女の役者魂に若干引きながらも何某も猫に成りきります。
猫ガシとしてのもうひとつの自我が芽生え喉を鳴らしたり、電球から垂れ下がる紐で遊んだりしました。
しかし案外動物に成りきるのは難しいもので、次の引出しがありません。
せっかく頑張って猫に成りきってくれた彼女の手前、自分がリードしてあげたい。何某は猫の所作を最大限イメージします。そして残された苦肉の策はひとつでした。
何某は天井を仰ぎ肺一杯にビュゴーと空気を吸込みます。
彼女は何某の姿を訝しそうに見ていますが、見かねたのでしょうか。
「○○くん、何してるの?」
尋ねた彼女を横目で見ながら何某は応えました。
「毛玉吐くために部屋の空気を吸ってるニャン」
彼女は全力で猫パンチをかましてきました。
「ほんとあんた無理!」
ハッと我に返り何某はネゴガシから人格を取り戻しました。
「なんでこんなことに付き合わなきゃいけないの」という彼女の怒りは至極全うなものでした。
そしてその日部屋を去った彼女が何某の元に帰ることはありませんでした。
そこまで猫に成りきらなくてもとまるで反省をしない何某なのでした。


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