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プロフィール

ローレライ何某

Author:ローレライ何某
ローレライ何某と申します。
究極のオナニーを求め、日々自慰に耽っています。
オナニーに関して一切妥協はしません。

プレイスタイルは環境利用オナニー法です。
身近にある道具から食物まで全て利用して
快楽(キワミ)へ辿り着くことがモットーです。

ぜひ自分のオナニー方法が世界中の
スタンダードスタイルになればと思っています。
そしていつかは独自のやり方を
「オナニカルメソッド」として発信できればと思っています。

日々のオナニーやエロスに纏わる
日記を綴っていきます。

2021年よりフランス書院様にて伏見京名義で
官能小説を執筆しております。

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オナニカルメソッド
スタイリッシュなオナニーの追究
マンガオナニー【後篇】
【前回のあらすじ】
何某大学生の頃、一人の聡明な女子大生と恋仲になるが、
ベッドインしたときに彼女の秘部からの異臭に気づく。
愛情が枷となり指摘できない日々を送るが、
夏本場を迎えてその臭気はピークに達する。
そして何某はいよいよ彼女に「臭い」について指摘したのだった。

「○○ちゃん、下のここら辺って、いつもしっかり洗ってる?」
彼女は大きな眸を見開きながら狼狽する。
眸に大粒の涙を浮かべ、全身は小刻みに震えている。
(やってしまった…。)
何某は自分の発言を後悔しながらも彼女を抱き寄せた。
「○○ちゃんは悪くない。これは身体の問題だから。
言うか迷ったんだけど、これからもずっと一緒にいたいから言った方がいいと思って…」
めそめそして何某の胸元に顔をうずめていましたが、ひとしきり泣いて見上げたその顔は微笑んでいました。
「ありがとう!次は綺麗にしてくるからね。」

彼女は強い女性でした。
何某を気遣っての強がりの微笑みだったのでしょう。
何某は一層彼女をいじらしく思いました。
あの笑顔は二度と壊さない、何某はそう固く誓いました。

次の逢瀬、彼女は薄いブルーのワンピースでやってきました。
爽やかな姿は夏の青空に溶けてしまいそうなほど透明でした。
夏風が臭気を包んで彼方へ吹きさっていきます。
何某は彼女のくびれた腰元に手を当てホテルにエスコートしました。
(この間のお詫びも兼ねて、今日はいっぱい愛してあげたい…)
そんな使命感に駆られてベッドインしました。
優しく彼女の首の後ろのチャックに手をかける何某。
そんな何某の目をみつめて彼女は
「○○くん、今日は身体綺麗にしてきたから電気消さなくていいよ」
清楚な彼女の突然のギャップに何某の脳は沸騰したように熱くなりました。
理性を失った何某は彼女をベッドに押し倒し、両足首から太腿に手を這わせて大きく足を開かせました。
「もう我慢できひんわ…」
何某は彼女の全てを愛そうと顔を秘部に埋めました。
その時です。

ーやっぱり、めっちゃ臭い!!!!ー

彼女の臭いは前回と寸分違わず異臭を発していました。
何某の失われた理性は気付け薬を盛られたかのように覚めました。
彼女は頬を赤らめながら尋ねてきます。
「どうかな…?○○くんにしてもらう為に一生懸命頑張ったよ」
頑張ったもへったくれもない。今あの異臭に相見えているのが現実なんだ。
しかし何某の苦悩に反して彼女は次の展開を期待している様子でした。
(これを、舐めろというのか…)

〜古代ギリシアの哲学者ソクラテスは死刑を宣告され毒杯を仰いで死に伏した。
彼は脱獄可能だったにも関わらず、自身の知への愛と「単に生きるのではなく、善く生きる」意志を貫き、
不正を行うよりも死と共に殉ずる道を選んだとされる〜
何某は選択を求められていました。彼女への愛を貫くか、不正を働き手マンでお茶を濁すか。
しかしその時、何某に浮かんだのは「陰部の臭気を指摘したときの彼女の泣くまいと見せた強がりの笑顔」
あの笑顔は二度と壊せない。

何某は愛に殉教することを決心しました。
大きく息を吐き出し彼女の恥部にむしゃぶりつきます。
口の中に広がる強烈な酸味は、数万のナイフで味覚の感覚器官をこじ開けれるように
容赦なく突き刺さります。
口内で蛇が悶えるように変則的に痛みが伝染します。
しかし何某に後退の二文字はありませんでした。
「すごいよ!全然臭わない!○○ちゃんの今までと全然違う!とってもおいしいよ!」
このとき何某は彼女への愛を宗教のように盲信しました。
全身全霊を信仰心に落とし込めば、人は死の恐怖すらも逸脱できます。

朦朧とする意識の中、何某は彼女の法悦した顔を見ました。
その顔が見たかった。
本懐を遂げて死を覚悟した何某ですが、彼女を言葉で傷つけないまでも
彼女自身に気づかせてあげることが最後の手向けと悟りました。
(この酸味一杯の口で接吻して彼女に真実のバトンを託す)
それが今の何某が彼女にできる最大の奉仕かつ報復。
何某は彼女の後頭部を抱え込み、接吻することで口内の空間を共有しました。
すると彼女は何某の顔を勢いよく剥がして大きく息を吸込みました。
よかった気づいてくれたかと何某は安堵しました。
しかし彼女の言葉に何某は殉教すべき愛を疑わざるを得ませんでした。

「○○くん、ちゃんと歯磨いてる…?口、臭いよ?」
その日から何某は彼女と身体を重ねることはありませんでした。
また後遺症は重く、その日から5日間は味覚が無くなり、何を食べても味がしませんでした。

暑い日中は稀にそんな酸味たっぷりの記憶が思い出されます。
そんな時に何某はふと思うのです。
やっぱり口は災いの元だな。


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