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プロフィール

ローレライ何某

Author:ローレライ何某
ローレライ何某と申します。
究極のオナニーを求め、日々自慰に耽っています。
オナニーに関して一切妥協はしません。

プレイスタイルは環境利用オナニー法です。
身近にある道具から食物まで全て利用して
快楽(キワミ)へ辿り着くことがモットーです。

ぜひ自分のオナニー方法が世界中の
スタンダードスタイルになればと思っています。
そしていつかは独自のやり方を
「オナニカルメソッド」として発信できればと思っています。

日々のオナニーやエロスに纏わる
日記を綴っていきます。

2021年よりフランス書院様にて伏見京名義で
官能小説を執筆しております。

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オナニカルメソッド
スタイリッシュなオナニーの追究
催眠オナニー 【前編】
官能小説デビューが決まってからというもの
「官公庁案件」や「官民合同」というメールが仕事中に届くと過剰に反応します。
こんばんは、ローレライ何某です。

突然ですが皆さんは催眠術を信じているでしょうか。
何某は小さい頃から催眠術に憧れていました。
バラエティ番組で催眠術をかけられた女優(ストリッパーになるという暗示をかけられた)が脱ごうとするシーンに胸を踊らせました。
何某にもこんな力があれば。
本気で願いましたがそんな能力があるはずもなく、次第に催眠術へ懐疑的になりました。

催眠術なんて嘘っぱち。
それが何某の考えでした。
一昨年のクリスマスイブまでは。

それは一昨年の12月23日のことでした。
その夜はどうも寝付けず、スマホでyoutubeの動画を漁っていました。
そんなとき何某の目に飛び込んできたのは「ASMR」の動画でした。

ASMR(英: Autonomous Sensory Meridian Response):人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚。

謂わば、特殊な方法で録音をされた動画で、イヤホンを装着して聴くと耳元で実際に囁かれているような錯覚に陥る動画です。

動画は充実していました。
お米を研いでる音。耳かきをされている音。どれも耳心地の良い動画でした。
世間では色んな娯楽が生まれているのだと感心しました。
しかし愚かな何某は考えたのです。
エッチなお姉さんが囁いてくれる動画はないのか、と。
そんな動画を求めていくうちに辿り着いたのは「催眠オナニー」という動画でした。

正直、鼻で笑いました。
なんと音声を聴くだけで催眠にかかってドライオーガズム(所謂、女性がイクのと似た絶頂)を味わえるというのです。
百戦錬磨のオナニストの何某からすれば
愚息に触れずにイクことなどできるものか。片腹痛いわ。カ〜カカカ。
と、アシュラマンのような笑い声をあげました。

再生ボタンを押しても辟易としました。
いかにもなアニメ声の女性がほわほわした声で囁いてくるのです。
この動画は自動車運転や危険を伴う作業をする前は視聴をお控えください。
この音声データを聴くことにより被ったいかなる不都合に関して製作者は一切責任を持ちません。
などなど優しい口調とは裏腹に、超現実的なことをくどくど説いてきました。

子守唄代わりにはなるだろう。そんな軽い気持ちで小馬鹿にしながら聴いていました。
しかし再生すること10分ほど。
何某は見事なまでに催眠にかかりました。それはもう綺麗なガン決まりでした。
身体が思うように動かず全身から汗がどっと吹き出るのです。正直、快感を感じる余裕なんてありません。自分の身体はどうなってしまったんだという恐怖の一点のみが全身を支配しました。

最初は可愛いものでした。
アニメ声の女性が「息を吸って〜、吐いて〜」と一生懸命指示してくれるので
何某も「しょ〜がないな〜」と思いながら、馬鹿正直に胸を上下させました。
女性は尚も優しい口調で囁いてきます。
「小さい積み木を想像してください。それを積み上げます。たか〜く。たか〜く」
何某は「もう〜、世話が焼けるな〜」なんて考えながら、イメージを膨らませます。
すると女性は心細そうな声で語りかけます。
「あっ。グラグラ揺れてきた……落とさないように気をつけて……」
何某は「大丈夫、大丈夫。こう見えておれけっこう器用なんだよ」としっかり女性のペースに乗せられていました。
今思えば、これが催眠に入るための導入だったのでしょう。
リラックスした状態で音声の命令通りに脳を動かすことを反復させる。
その積み重ねによって脳ひいては身体が反応するサイクルを作っていたと考えられます。
やはり女性はゆっくりと囁きます。
「高く積んだ積み木が大きく左右に揺れます。左に大きく揺れて……右に大きく揺れて……一緒にあなたの意識も揺れていきます。揺れて……揺れて……」
気づけば女性の声の虜になっていました。
言われるがまま頭の中で高く積まれたブロックを揺らします。
幾分の間を空けて、女性は少し大きな声で語りかけました。
「あっ。落ちちゃった」
そのとき小さなカチッと無機質な音がしました。同時に何某の頭の中で積み木が崩れました。
すると女性はくすっと笑いながら言います。
「これで準備は完了です。あなたは催眠状態に入りました。頭はぼうっとして、わたしの言うとおりに身体は動きません」
するとどうでしょう。本当に頭がぼうっとして、自発的に何かを考える気持ち削がれるようでした。

しばらく無音が続きました。
正確に言えば聴力検査のときにヘッドホンから流れるような信号音が流れていました。
録音環境の雑音か?
と考えたのですが、時折音程が変わるのでなんとも不気味です。
身体に起こりつつある変化に恐怖しながら、
引き返すなら今じゃないか。そんな考えが浮かびました。
しかし何某は続ける選択をしました。
自分の身体がどうなってしまうのか体験したい。
そして官能小説を書こうとする身として、女性が絶頂するような感覚(ドライオーガズムのこと)は経験しておきたい。

何某は絶叫マシンがゆっくりとレールを上がっていくような恐怖を感じながら、布団のなかで女性の声を待ちました。

to be continued……



あとこちらは宣伝です。
2/25に伏見京の名義でデビュー作が発売となります。
作品名は「世話好きはんなり熟女」です。

世話好きはんなり熟女

表紙も執筆中のイメージにぴったりで感動しております。
よろしければお買い求めください。

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